キャリアアップやスキルアップを目指して、認定看護師の資格取得に挑戦する看護師は増えてきています。
そのため、優秀な人材を求めている医療機関では、資格取得の支援を行っているところも少なくありません。
ですから、認定看護師を目指すときには、バックアップ体制が整った医療機関で働いていたほうがスムーズにスキルアップが果たせるでしょう。
認定看護師の資格取得にはそれなりの学習期間が必要になるので、看護師にとっては容易なことではありません。
しかし、病院の後押しがあれば資格取得に集中することができ、専門の教育機関で高いスキルを学べます。
それに、認定看護師は、20以上もの専門分野があるので、自分が興味を持っている分野を選んで、その道の看護を極めることが可能です。
資格取得までには苦労もありますが、希望する分野においてプロフェッショナルとして活躍することができれば、看護師としてのやりがいもさらに増すはずです。
したがって、積極的に医療に貢献したい人にとって魅力的な資格だと言えるでしょう。
とはいえ、認定看護師は、資格の取得前後で現場での役割や責任に大きな変化が生じることは否めません。
認定看護師になると、すぐに現場を管理をする立場になることも少なくなく、今までは指示を受けていたり、それほど大きな責任や決断を求められていなかった人も、状況が一変する可能性があります。
キャリアアップという点では魅力がありますが、それと併せて責任も仕事の負担も増すことは覚悟しておきましょう。